納豆もしょうゆも量り売り!持参の容器で“ゴミを出さない”日本初「ゼロ・ウェイスト・スーパー」

「イギリスから日本に引っ越してきて、プラスチックなどの使い捨てのゴミがたくさん出ると感じたので、量り売りのごみが出ない買い物を全国に広げたいと思い、活動しています」

約700種類の商品を量り売り

会社勤めを経て、ラジオDJをしながら環境問題を伝えてきたノイハウス萌菜さん。

2021年に仲間と共に“ゴミを出さない”日本初のゼロ・ウェイスト・スーパー「斗々屋」を京都にオープンした。

約700種類の商品をプラスチックの包装材などを使わず、量り売りで販売している。

乗せるだけで品物を認識し、ラベルの印字までできる最新鋭の計量システムを導入し、納豆やしょうゆ、砂糖までも量り売りしている。

利用客は「家から持ってきた容器に入れて持ち帰れるので、ゴミも少なく本当に好きな物を選んで買うことができます」と話す。

2023年には東京・代官山にも新店舗をオープン。

量り売りはもちろん、手ぶらでも立ち寄れるよう瓶詰でも販売し、その瓶を後日返却すれば100円が戻ってくる仕組みだ。

「ゴミを出さずにきのこをそのまま購入できてありがたい」「スタッフと環境問題について話すことができるので楽しく買い物ができる」など多くの嬉しい声が寄せられた。

ノイハウスさんは「他の人たちにもお店を開いていただきたい。できるだけその地域にあった形のゼロ・ウェイスト・ショップがオープンするのがベストだと思います」と語った。

SDGs

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで、全会一致で採択された「持続可能な開発目標」。

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