「悔しい結果に終わってしまった」鈴木彩艶がアジア杯を述懐。正守護神を務め5試合で8失点「より一層、意識して...」

ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)に所属する日本代表GK鈴木彩艶が、6月27日にBS-TBS系列で放送されたスポーツドキュメンタリー番組「アスリートDays」にVTR出演。先のアジアカップについて語った。

森保ジャパンが優勝を期待されながらベスト8で敗退したアジア杯で、鈴木は正守護神として全5試合に出場。ただ完封はなく、大会を通じて8失点を喫した。

厳しい結果に終わった大会を鈴木はこう振り返った。

「レベルの高い緊張感のあるゲームのなかで、いかに技術を確実に発揮するかというところは肌で感じた部分もあります。ああいう風な、自分としては悔しい結果に終わってしまったところを経て、より一層、意識して取り組まなければいけないと感じた大会ではあったと思います」

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そんな21歳は、自身の成長にも言及する。

「少しずつですけど、成長していくことが大事なのかなと。中身の部分で。僕がコーチに1回言われて好きだと思った言葉が『螺旋階段のように成長しろ』。上から見ると螺旋階段って円で、何回も同じ失敗をしたところに、上から見るとまた同じ失敗をしているように見えるけど、横から見ると少しずつ上っている。だから、同じミスでも少しずつ成長しているという風に思うことが大事だと思うので。それをプレーで表現できればいいですね」

鈴木は失敗を前向きに捉え、ヨーロッパで日々、腕を磨いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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