「ポップ・アート 世界を変えた4人」 10月26日、福島市で開幕 版画やポスター、服飾120点

PRパネルを手に展覧会の成功を誓う(左から)芳見、高橋、横山の各氏

 ポップ・アートの世界を伝える展覧会「ポップ・アート 世界を変えた4人」は10月26日から12月15日まで、福島市の県立美術館で開かれる。スペイン出身のコレクター、ホセルイス・ルペレス氏のコレクションを通し、ポップ・アートの軌跡を伝える。

 福島民報社、県立美術館、福島テレビで構成する「ポップ・アート」福島展実行委員会の主催で、アメリカ大使館、スペイン大使館の後援。ルペレス氏のコレクションの版画やポスター、服飾約120点を展示する。「ザ・ファビュラス・フォー(素晴らしき4人)」と呼ばれたロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズが中心。4人はいずれもポップ・アートをけん引し、アメリカを代表する作家で、作品が注目される。

 実行委は28日、県立美術館で設立総会を開き、美術館の高橋英子館長が委員長に就いた。副委員長の芳見弘一福島民報社社長は「福島の地で開催することで、心の復興につながればうれしい」と述べた。同じく副委員長の横山淳福島テレビ社長もあいさつした。

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