レイズ5割復帰 シリ2本塁打、ディアスは球団新の20戦連続安打

【ナショナルズ1-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

日本時間6月29日、レイズは本拠地トロピカーナ・フィールドでのナショナルズ3連戦がスタート。その初戦はロースコアの接戦となったが、ホセ・シリの2本塁打などでリードを奪ったレイズが3対1で勝利し、5割復帰を果たした。レイズ先発のザック・エフリンが6回4安打無失点の好投で4勝目(5敗)をマークし、4番手のピート・フェアバンクスは13セーブ目を記録。ナショナルズ先発のミッチェル・パーカーは5回6安打2失点で4敗目(5勝)を喫した。

レイズは2回裏先頭のシリがレフトへの10号ソロを放ち、1点を先制。3回裏には二死2塁からアイザック・パレイデスがセンターへのタイムリーを放ち、2対0とリードを広げた。エフリンの好投が続くなか、6回裏先頭のシリがセンターへ11号ソロを放ち、追加点をゲット。7回表に2番手のケビン・ケリーが1点を失ったものの、8回表は3番手のジェイソン・アダム、9回表は4番手のフェアバンクスが無失点に抑え、3対1で勝利した。

なお、レイズの1番打者ヤンディ・ディアスは3回裏先頭で迎えた第2打席でセンターへのヒットを放ち、20試合連続安打を達成。2009年に当時の正遊撃手ジェイソン・バートレットがマークした19試合連続安打の球団記録を15年ぶりに塗り替えた。レイズは現行の30球団で唯一、20試合連続安打を記録した選手がいないチームだったが、ディアスが球団初の快挙を達成。昨季の首位打者でありながら、今季は打率が2割台前半に低迷していたが、20試合連続安打の期間中に打率を.243から.274まで上昇させている。

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