浅野翔吾がタイムリーツーベースヒットで直近5戦打率.444

6月27日、鎌ヶ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグの日本ハムファイターズ戦に、「6番・中堅」で先発出場した浅野翔吾は、4打数1安打1打点。タイムリーツーベースヒットを放ち、2試合連続打点、4試合連続安打を記録し、直近5戦打率.444と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。

2回、2アウト1塁の場面で打席に立ったウレーニャは、日本ハムファイターズ先発の畔柳亨丞の8球目128kmスライダーをセンターへ弾き返し、タイムリーツーベースヒットを放ち、2試合連続打点、4試合連続安打を記録した。

今シーズン、開幕1軍スタートを勝ち取った浅野翔吾だが、3試合に出場し、9打数ノーヒットに終わり、4月8日に2軍へ合流するも、ファームでも打率1割台からなかなか抜け出せず、苦しい時間を過ごした。

しかし、橋本2軍打撃コーチと試行錯誤を重ね、26日の日本ハムファイターズ戦で今季3号ソロホームランを含む4打数4安打1打点の大暴れを見せるなど、4試合連続安打を記録し、直近5戦打率.444と打撃好調で、1軍再昇格へ大きく前進している。

急上昇の要因は、阿部監督から2軍降格時に与えられた狙い球を意識した打撃の習得という課題を乗り越えられるところまできたことだ。カウントや状況を考えながら球を絞って打てるようになってきた。

タイムリーツーベースヒットを放ち、直近5戦打率.444と打撃好調で、1軍再昇格へ前進の浅野翔吾には、坂本勇人不在で岡本和真が引っ張る巨人打線の起爆剤になってもらいたい。