ヤンキースが打線爆発で大勝 菊池雄星は6回途中4失点で8敗目

【ヤンキース16-5ブルージェイズ】@ロジャース・センター

日本時間6月29日、4連敗中のヤンキースは敵地ロジャース・センターでのブルージェイズ4連戦の2戦目を迎え、6回表に一挙6点、9回表にも7点を奪うなど、2本塁打を含む18安打16得点と打線が爆発。16対5でブルージェイズを破り、連敗をストップした。ヤンキース2番手のマイケル・トンキンが3勝目(3敗)をマーク。ブルージェイズ先発の菊池雄星は6回表に逆転弾を浴び、6回途中4安打4失点で8敗目(4勝、防御率4.18)を喫した。

初回にジョージ・スプリンガーのタイムリーで先制されたヤンキースは、4回表に追いついたものの、先発のマーカス・ストローマンが踏ん張れず、5回裏に2失点。しかし、6回表無死1・2塁のチャンスでフアン・ソトが20号3ランを放ち、一気に逆転に成功した。アーロン・ジャッジがヒットでつないだあと、J・D・デービスにタイムリー二塁打、グレイバー・トーレスにも8号2ランが飛び出し、この回一挙6得点。6回裏にアイザイア・カイナー=ファレファの7号ソロ、7回裏にブラディミール・ゲレーロJr.の12号ソロで1点ずつを返され、2点差となったが、8回表に2点、9回表にはジャッジのタイムリーなどで大量7点を追加し、試合を決めた。

今季17度目の先発登板となったブルージェイズの菊池は初回にジャッジから三振を奪うなど、3回まで無失点に抑えていたが、4回表に1失点。2点を勝ち越してもらった直後の6回表には連打で無死1・2塁のピンチを招き、ソトにカウント3-0からの甘い速球を仕留められ、20号逆転3ランを浴びた。結局ここで降板となり、6回途中まで84球を投げて被安打4(うち被本塁打1)、奪三振7、与四球1、失点4で8敗目。直近7先発で2勝4敗、防御率7.12と苦しい時期が続いている。

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