敵地放送局すら疑った大谷翔平の三振判定 一度は「カウント1-2になりました」も訂正、解説者は酷評

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場

米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場したが、第1打席は見逃し三振に倒れた。敵地実況席すら「これは際どくすらなかったですよ」とブーイングする判定だった。

目下10戦8発と大暴れ、日本人初のスプラッシュヒットが期待される大谷だったが、第1打席はよもやの形で三振に倒れた。右腕ウェブに2球で追い込まれると、続く外角への3球目の速球を見逃した。ただ、これがストライクの判定で見逃し三振に。判定に驚いたジャスチャーを取った大谷。敵地の米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」の中継画面も1ボール、2ストライクと表示されたほどだった。

実況席も「1ボール2ストライクになりました……と思ったら、三振です」と実況のデュアン・カイパー氏が訂正し、解説者のマイク・クルーコウ氏は「エドウィン・ヒメネスは広めにストライクをとる球審ですが、それをたった今、証明しました。これは際どくすらなかったですよ」と斬り捨てた。

3戦連続先頭打者アーチすら逃したものの、第2打席以降の快音に期待だ。

THE ANSWER編集部

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