高齢者ら206人、元気いっぱい競技 那須塩原でシルバースポーツ大会 人との交流が健康の秘訣

ジャンボサイコロを振って的に近づける競技に挑む参加者

 【那須塩原】第50回黒磯地区シルバースポーツ大会が22日、上厚崎の石川スポーツグラウンドくろいそ体育館で開かれた。65歳以上の高齢者ら206人が参加し、さまざまな競技を楽しみながら親睦を深めた。

 16団体が加盟する黒磯地区シルバークラブ連合会が主催。市社会福祉協議会の職員や市高校生ボランティアグループとんぼの会のメンバーら計約20人が運営に協力した。

 開会式で同連合会の小泉信三(こいずみしんぞう)会長(68)=鍋掛=は「気持ちは若いと思うが、無理せずに楽しくプレーしましょう」とあいさつ。下厚崎、鈴木良信(すずきよしのぶ)さん(88)が「けがのないよう元気いっぱいに競技します」と選手宣誓した。

 参加者は4チームに分かれて輪投げやスプーンリレー、ジャンボサイコロを振って的に近づける競技などに挑戦。参加者の中で最高齢だった東原、前田忠利(まえだただとし)さん(97)は「たくさん競技があって楽しかった。外に出て、いろいろな人と話すのが健康の秘訣(ひけつ)」と笑顔を見せた。

© 株式会社下野新聞社