にいはま紀行①スタートは最旬情報発信基地「ここくるにいはま」@新居浜市

「趣味は?」と聞かれると、どんなに行けてなくても「旅行」と答えてしまう地域特派員momoです。

最近自身の働き方を変えたことで、夜半や休日取り組んでいた仕事が日中捌けるようになってきました。面会予定や急ぎの仕事がない晴天の朝、我が家の小学生を迎えに行く夕方までの間に、下調べもせず飛び出した平日ひとり旅。松山から車で1時間という近距離ながら、ほとんど足を踏み入れたことのなかった新居浜にやってきました。

歴史と文化を伝える新居浜駅周辺

JR新居浜駅周辺は平成27年に再開発が完了したそうで、駐車場・駐輪場・駅前広場など広々と美しく整備されています。シンボルロードには過去・現在・未来をテーマにしたモニュメントが点在していて、ひとつひとつぐるりとみながら歩くのも感慨深く、ひとり旅気分が一気に高まります。

駅舎にも入ってみると、一番に目に飛び込んできたのがこの看板。

観光案内・特産品販売「ここくるにいはま」スキップで10秒

全くのノープランで新居浜に降り立ったわたくしに今一番必要な拠り所。赤い服のキャラクターの微妙な表情が気になりながらも、駅舎を出てうれしさに小走りで矢印の方向へ。

「ここくるにいはま」へ

新居浜市観光物産協会「ここくるにいはま」は2021年、新居浜駅構内にオープンした愛媛県新居浜市の観光・物産情報の発信基地です。

館内に入ると、新居浜の特産品がずらりと並んでいます。

旅の相談

「ここくるにいはま」では、個人の旅のコースづくりやさまざまな体験の予約などもできます。海と山に囲まれた自然豊かな景勝地、江戸時代から近年まで283年にわたり発展の礎となった別子銅山や、市内に数多く残る産業遺跡郡の話を、聴けば聴くほどゆっくりめぐりたい箇所が増えていきます。

観光資料や地図をみながら、新居浜巡りのコースを検討。ひとりでゆっくり訪れたい産業遺産、夏休みこどもたちと一緒に乗りたい別子銅山トロッコ列車や緑に囲まれた森林公園など、あまりに行きたいところが多すぎて度々訪れることに決定。

ふるさとにいはま便

「ここくるにいはま」では、新居浜市の特産品を詰め合わせにしてくれます。違うメーカーの商品でも数量問わず詰めてくれるので、お土産にも、自宅用にも、過不足なく人数分ぴったりで持ち帰れるのが嬉しい。

自宅用に、地酒とコーヒー入りで詰めていただいたお土産用のふるさとセット。看板で見た気になる赤い服のキャラクターは「アカちゃん」と呼ばれています。スタジオジブリ作品で活躍されている新居浜出身の近藤勝也氏が手掛けたデザインだそうです。

独自の歴史と産業遺産が残る新居浜。まずは長年憧れていたひとり旅へ。次回新居浜紀行②に続きます。

一般社団法人 新居浜市観光物産協会「ここくるにいはま」

所在地:愛媛県新居浜市坂井町2-3-45

電話:0897-32-4028

営業時間:平日9:00〜17:00、土曜・日曜・祝日10:00〜16:00

定休日:年末年始

駐車場:「新居浜駅前駐車場」徒歩すぐ、30分以内無料、その後30分毎100円

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