杉咲花がこぼれ落ちそうになる涙をこらえる姿 静かに耳を傾ける安田顕 「朽ちないサクラ」場面写真

小説「孤狼の血」「佐方貞人」「合理的にあり得ない」などの柚月裕子による同名小説の映画化作「朽ちないサクラ」(公開中)から、杉咲花と安田顕がみせる緊迫のシーンの場面写真が公開された。

杉咲演じる森口泉と安田演じる泉の上司・富樫は、事件がすべて解決したら酒でも飲もうと約束していた。場面写真では、料亭で顔を突き合わせるそんな2人の、緊張感の漂った固い表情が切り取られている。泉は目にこぼれ落ちそうになる涙をこらえ、真っすぐに富樫を見つめ事件を捜査した結果を話しはじめ、富樫は静かに耳を傾ける様子を見せている。

小説「朽ちないサクラ」は、柚月裕子の「サクラ」シリーズのはじまりとなる作品。県警の広報職員という本来は捜査する立場にない主人公が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく異色の警察小説で、発行部数は続編の「月下のサクラ」と合わせて累計27万部を刊行している。主人公の県警・広報職員である森口泉を演じるのは、「市子」「52ヘルツのクジラたち」「片思い世界」と映画主演が続く杉咲花。監督は、2024年5月公開の「帰ってきた あぶない刑事」に抜擢された原廣利。長編映画は本作が第2作となる。

【作品情報】
朽ちないサクラ
2024年6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他全国公開中
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

© 合同会社シングルライン