輪島市へ「希望の灯り」を 神戸のNPOが追悼行事に向け分灯

7月1日で能登半島地震の発生から半年を迎えます。
石川県輪島市で営まれる追悼行事に、神戸で灯されている「1.17希望の灯り」を届けるため、NPOのメンバーによる分灯が行われました。

希望の灯りを分党するHANDSのメンバー

兵庫県神戸市中央区の東遊園地で分灯を行ったのは、震災の追悼行事などを主催するNPO法人「阪神淡路大震災1.17希望の灯り(HANDS)」のメンバーです。

7月1日で発生から半年となる能登半島地震では、災害関連死を含めた死者は281人に上り、3人が行方不明のままです。
また、石川県内では今も2288人が避難生活を余儀なくされています。

分灯された「希望の灯り」は、7月1日に石川県輪島市の仮設住宅で営まれる追悼行事で灯され、300個の紙灯ろうで「1.1」の文字が形づくられます。

HANDS代表の藤本さんは、有志の大学生4人とともに、30日輪島市に向けて出発するということです。

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