自民支部、堀井議員不出馬で公募 衆院北海道9区

自民党北海道9区支部の総会で、同党の派閥裏金事件により政治不信を招いたことについて謝罪する堀井学衆院議員=29日午前、北海道苫小牧市

 自民党派閥裏金事件を受け、次期衆院選への不出馬を表明した堀井学衆院議員(比例北海道)が支部長を務める党北海道9区支部が29日、苫小牧市で総会を開き、同選挙区への立候補者を公募することを決めた。7月中に公募を始め、9月上旬までには複数人を党本部に推薦する方針。藤沢澄雄支部長代行は「勝てる選挙を目指す。間口は広げたい」と話した。

 堀井氏は2018年以降、安倍派から受けた計2196万円を政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明。今年4月、党から役職停止1年の処分を受けた。今月25日、記者会見で衆院選に出馬しない意向を表明していた。

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