大谷翔平、3打数1安打、1申告敬遠。サヨナラ本塁打を浴びたドジャース、ロハスの不敗神話が「24」でストップ

現地6月28日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地でサンフランシスコ・ジャイアンツと対戦し、3対5で敗れた。ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」で出場し、3打数1安打、1申告敬遠だった。

序盤は投手戦だった。ドジャースのランドン・ナック、ジャイアンツのローガン・ウェブがそれぞれ4回を無失点と好投を見せた。スコアが動いたのは5回だった。ドジャースは安打を打てばここまで24戦全勝中のミゲル・ロハスが右前打で出塁。8番ギャビン・ラックスが適時二塁打で、ドジャースが先制した。
続く9番ギャバン・ビジオの打席でウェブの暴投があり、1死三塁。迎える大谷は申告敬遠で一、三塁となり、2番ウィル・スミスが適時打を放って2対0とリードを広げた。

ジャイアンツのウェブと同様、ナックも5回に失点を許す。7番ルイス・マトスに本塁打が飛び出して2対1となり、その後も連続安打を打たれたナックが降板。2番手のアンソニー・バンダを挟んで、6回に登板したダニエル・ハドソンがマット・チャプマンに2ラン本塁打を浴びて2対3と逆転された。

ドジャースは8回に先頭打者の大谷が一安で出塁するも、スミス、フレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスが倒れて無得点。それでも9回に追いついた。先頭の5番アディ・パヘスが三塁打を打ち、続くジェイソン・ヘイワードが犠飛を放って、スコアを3対3とした。

しかし9回裏、5番手のブレイク・トライネンが8番ブレット・ワイズリーにサヨナラ2ランを浴びて3対5で敗れた。ロハスが安打を打てば24戦全勝だった不敗神話も途切れてしまった。

構成●THE DIGEST編集部

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