坂本龍一、最後のピアノソロコンサート作品『Opus』全世界配信リリース決定

2023年3月28日に他界した坂本龍一がこの世を去る前に残した最後のピアノソロコンサート作品『Ryuichi Sakamoto | Opus』が、8月9日に全世界配信リリースとなることが決定した。

本作品は、坂本が「日本で一番いいスタジオ」と断言したNHK509スタジオを特別に借りて2022年9月の8日間をかけて、1日に2・3曲ずつ収録された。映画はヴェネチア国際映画祭、ニューヨーク映画祭、東京国際映画祭に出品され、5月10日より一般公開、現在も全国の劇場にて公開されている。『Opus』には、坂本が生涯の最後に遺すべき曲として選んだ20曲が収録。監督の空音央、撮影のビル・キルスタイン、録音のZAK、編集の川上拓也、照明の吉本有輝子らが参加した。

『Opus』収録曲より「Tong Poo」が先行配信されている。「Tong Poo」は1978年イエロー・マジック・オーケストラのデビューアルバムに収録された初期の代表作。これまで2台のピアノのためにアレンジされたバージョンはあったが、ソロピアノ版は初となる。また、commmonsのSNSでは、映画から「Tong Poo」を演奏する特別ティザーが公開されている。

◎リリース情報
アルバム『Opus』
2024/8/9 DIGITAL RELEASE

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