ネリー・コルダ 犬に噛まれて欧州女子ツアーを欠場

欠場することを明かしたネリー・コルダ※写真は「全米女子オープン」(撮影/村上航)

世界ランキング1位のネリー・コルダが犬に噛まれて、昨年大会優勝で出場予定だった欧州女子ツアー「アラムコ チームシリーズ presented by PIF」(7月3―5日、センチュリオンクラブ/イングランド)を欠場すると海外メディアが報じた。

コルダは、前週の「KPMG 全米女子プロ選手権」(ワシントン州サハリーCC)で予選落ちした翌日の22日土曜日、滞在先のシアトルで犬に噛まれたという。自身のインスタグラムには「残念ですが、来週ロンドンで開催される欧州女子ツアーのトーナメントを辞退しなければなりません。土曜日にシアトルで犬に噛まれ、治療と完治に時間が必要で、欧州ツアー、スポンサー、ファンの皆さんには本当に申し訳ありません」と謝罪の言葉を並べ「復帰まで、そんなに時間はかからないと思います」と綴った。

コルダは今季、米ツアーで出場5連勝を含む6勝をマークし、世界ランクトップを独走する一方、最近は6月初旬の「全米女子オープン」から前週まで出場3戦連続予選落ちを喫するなど下降気味。今回のハプニングは弱り目に祟り目となった。

今後は7月11日開幕のメジャー第4戦「アムンディ エビアン選手権」(エビアンリゾートGC)に出場、8月7日開幕の「パリ五輪」(ル・ゴルフ・ナショナル/フランス)に、前回東京五輪金メダリストとして出場を予定している。

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