大谷翔平は「過小評価されている」 右肘手術後に最高成績…MLB公式サイトも絶賛

ジャイアンツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ここまで打率、本塁打の2冠で3冠王も射程圏内「去年を維持しただけでなく、上回った」

【MLB】ジャイアンツ 5ー3 ドジャース(日本時間29日・サンフランシスコ)

ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で出場し、3打数1安打だった。打率.322、25本塁打、61打点、OPS1.043。そんな大谷に対し、MLB公式サイトは「過小評価されている」と記事にした。

大谷はこの日の敵地・ジャイアンツ戦で8回に内野安打。疑惑の判定や申告敬遠などもあり、連続打点試合は10でストップしたが、3試合連続安打をマークした。ここまで打率、本塁打はリーグトップ。さらに打点も61でリーグトップのオズナ(ブレーブス)と6差の3位。3冠王も視野に入る成績だ。

MLB公式サイトのマイク・ペトレイロ記者は昨秋に右肘の手術をしたにも関わらず打撃でキャリアハイのシーズンを送っていることについて言及。「現在誰もが全く予想できなかった形容詞でドジャースの指名打者を表現することができる」と綴った。

記事を公開した27日(同28日)時点で大谷はOPS+194をマーク。これはキャリアハイだった去年の184を上回っている。さらにハードヒット率も54%から61%に向上させ、三振割合も24%から20%にに減少。より、欠点がなくなっている。

同記者はそれらの数字を並べ「肘の手術から回復中のオオタニは、(キャリアで)最高の打撃シーズンを過ごしている。彼は去年の活躍を維持しただけでなく、上回ったのだ」。改めて大谷の今季の活躍を称賛していた。(Full-Count編集部)

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