栽培や経営で意見交換 ブルーベリー全国シンポ 盛岡

ポスターセッションで千田代表(右)の話に耳を傾ける参加者

 日本ブルーベリー協会主催の第23回全国産地シンポジウム「2024ブルーベリーinいわて」は28日、盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で始まった。初日は基調講演やポスターセッションなどが行われ、参加者がブルーベリー栽培や農園経営について意見交換した。

 本県での全国産地シンポジウム開催は2002年以来、22年ぶり2度目。経営の維持・発展に努めてきた県内生産者と対面で意見交換できる場として協会設立30周年記念を兼ねて開催され、生産者を中心に県内外から約200人が参加した。

 初日は岩手大農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター滝沢農場(滝沢市)の渡邉学准教授が「岩手のハイブッシュブルーベリー~これまでとこれから~」と題し基調講演したほか、県内の生産者8団体・個人が「ブルーベリーで持続可能に」をテーマにポスターセッションを行った。

© 岩手日日新聞社