関西広域連合6月臨時会開催

和歌山県など近畿2府4県に徳島県と鳥取県を加えた8府県と大阪市など4つの政令指定都市でつくる関西広域連合の広域連合議会6月臨時会がきょう(29日)大阪市で開かれ、和歌山県議会所属で公明党県議団の小川浩樹(おがわ・ひろき)議員が、ドクターヘリの運行状況や、クビアカツヤカミキリの被害状況に対する広域連合の対応などをただしました。

小川議員は、運航整備会社の不祥事で運航に支障が出ているドクターヘリの運航の今後などについて質問しました。

これに対して委員からは9件の出動ができず、救急車などでの対応をしたことが報告され、今後運航や整備について検討していくとの答弁がありました。

また小川議員は、県内で生息が報告されているクビアカツヤカミキリによる桃など農業への被害対策を広域連合で取り組んでいく姿勢を質問し、担当の和歌山県の岸本周平知事が、今後対策を検討していく考えを示しました。

きょうの連合議会には、和歌山県議会からは、自民党県議団の鈴木德久(すずき・とくひさ)議員、佐藤武治(さとう・たけじ)議員、谷洋一(たに・よういち)議員も出席しました。

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