DeNA 東が球団52年ぶりの開幕7連勝 7回1失点の快投で防御率1点台突入 牧が2打席連続弾 チームは3連勝

 中日相手に力投する先発の東

 「中日1-5DeNA」(29日、バンテリンドーム)

 DeNAが快勝で貯金を「3」とした。先発の東克樹投手が7回6安打1失点の好投で開幕から無傷の7連勝。球団では1972年の坂井勝二以来、52年ぶりとなる快挙。半世紀ぶりに歴史の扉をこじ開けた。

 初回に牧が先制2ランを放って左腕を援護。直後にカリステにタイムリーを浴びて1点差となったが、最少失点で切り抜けると二回以降はしっかりと立ち直った。中日打線に長打を許さずゼロを並べ続けると、打線も四回に牧のソロ、五回に桑原の2ランと追加点を呼び込む快投だ。

 防御率も1点台へと突入し、チームも3連勝で貯金3。2打席連続アーチで新人から4年連続2桁本塁打に達した牧は「東さんに良い援護ができたかなと思います」と語った。「打てるに越したことはないので、打てて良かったと思います。まずピッチャー陣が最少失点でゲームを進めてくれているので、野手陣が1点ずつ」とチームの好調の要因も語った。

 「一戦ずつ勝ちにこだわっていきたい」と力を込めた牧。阪神戦次第では2位に浮上する可能性も出てきた。

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