左翼からグラブトス…味方も驚く奇襲は「うまいって叫んだ」 異例の“中継”に東京D騒然

広島・上本崇司【写真:小林靖】

上本が左翼から中堅の秋山にグラブトス

■広島 2ー1 巨人(29日・東京ドーム)

広島・上本崇司内野手が外野で頭脳プレーを披露した。東京ドームで行われた巨人戦に「3番・左翼」で出場。左翼から中堅に“パス”した守備に「敵ながら上本うまいやんって叫びました」と話題になっている。

このプレーは4回だった。2死走者なしからヘルナンデスが放った打球は左中間に飛んだ。上本は走りながら補球すると、体勢を変えて投げるより早いと判断し、中堅の秋山へトス。秋山は少し驚いた表情を見せていたが、ワンバウンドでキャッチすると二塁へ送球した。

惜しくも判定はセーフとなったが、かつて中日の二遊間、荒木と井端を彷彿させるような頭脳プレー。球場は大歓声が沸き起こった。

このプレーをDAZNの公式X(旧ツイッター)が動画で公開すると、ファンも注目。「惜しいプレーだが素晴らしすぎる」「上手くはいかんかったけどいいプレーやった」とコメントが寄せられた。(Full-Count編集部)

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