「愛される施設に」 チェル Sea みうら 完成祝う 横須賀市・三浦市

三浦市が旧南下浦市民センター跡地で整備を進めてきた複合施設「チェルSeaみうら」の完成式典が、6月27日に開かれた。吉田英男市長や建設に携わった事業者ら約20人が出席。テープカットで祝った=写真。

子育て賃貸住宅やコミュニティセンター、出張所、図書館分館などが一体となった施設で、民間事業者が施設の設計段階から維持管理、運営までを包括的に担うPFI事業を市内で初導入。(株)合人社計画研究所(本社/広島市)を代表企業に置くPFI南下浦市民センター(株)が今後、地域コミュニティー形成を支援していく。主催者代表として吉田市長は「新施設が多くの人々に愛されるよう市と一緒に成長していければ」とあいさつ。また、関係者や報道陣向けに内覧会も行われ、韓国のスイーツや化粧品などを販売する「カフェプラザdearKOREA」は特に好評だった。

式典終了後は、市内の活動団体による発表会を開催。参加者は広々とした空間で、踊りや音楽などを思う存分披露した。

施設1階には色鮮やかな七夕飾りが設置されており、7月10日(水)まで短冊を取り付けられるほか、写真撮影もできる。

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