都議補選 元新一騎打ちか あす28日告示 八王子市

欠員に伴う八王子市選挙区の都議会議員補欠選挙(7月7日(日)投開票)が、あす6月28日(金)に告示を迎える。同選挙には欠員1議席に対して、元職と新人の候補予定者が記者会見などを通じて立候補の意思を明らかにしており、2氏による一騎打ちになる公算が大きい。(6月22日現在)

立候補に向けて準備を進めているのは、元都議で無所属の滝田泰彦氏(42)と、前市議で自民党の馬場貴大氏(45)。この他、日本維新の会が公認候補予定者を擁立していたが、「一身上の都合」により6月2日付で辞退している。

重点施策は

滝田氏は会社員から2017年に都議選に立候補し初当選。1期を務めた後、今年1月には市長選に挑み次点となった。「古い体質を変え未来を前向きに創っていこう」と呼びかけ、多摩地域への適切な財政配分や高齢化社会への対応、教育環境の充実などを訴える。

馬場氏はNGO活動や会社員を経て、市議4期。補選出馬のため6月10日付で辞職した。市議4期の経験と実績を強調し、都と市の連携により社会的課題を解決しまちづくりの好循環をつくる循環型政策を掲げる。党の支持基盤を背景に票固めを行う。

2024年6月1日時点の選挙人名簿登録者数は、47万2916人(男23万5180人、女23万7736人)。

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