杉村太蔵氏「外交の岸田はもっと評価されてもいい」「ひょっとしたらノーベル平和賞が」

杉村太蔵氏(左)と岸田文雄首相

元衆院議員の杉村太蔵が29日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」に出演し、岸田文雄首相の外交力を高く評価した。

番組では、読売新聞社と韓国日報社が実施した共同世論調査で「相手国に親しみを感じる」という質問に対して日本で48%、韓国で33%と2013年の質問開始以降過去最高になったことを取り上げた。

関係改善の要因について杉村氏は「ユン大統領と岸田総理の本当に素晴らしい功績だと思います」と絶賛。「ひょっとしたらノーベル平和賞がユン大統領と岸田総理にくるんじゃないかって言うぐらい」と話すと共演者の辛坊治郎氏が「絶対にこない!」と全否定。

それでも杉村氏は止まらず「歴史的なことだと思う」と主張。杉村氏によると外交儀礼上、お互いの国を交互に訪問するのが礼儀となるという。「広島サミットがあってユン大統領が来日された。このまま行くと2回連続で韓国の大統領が日本に来ていただくことになっちゃう。これはまずいということで、ワンポイントで岸田総理がユン大統領の顔を立てるために訪韓されてるんですよ」と説明。

杉村氏は「そういう細かい外交の努力をされて、今の日韓関係があるので。僕はこの日韓関係改善を過小評価してはいけないんじゃないかと思う。外交の岸田さんはもっと評価されてもいいんじゃないかというのが僕の考え」と述べた。

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