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陸上のパリ五輪代表選考会を兼ねる日本選手権が29日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムであった。女子100メートル障害準決勝で、福部真子(日本建設工業、広島・皆実高出)が12秒75をマークし、五輪参加標準記録(12秒77)を突破。30日の決勝に進出し、優勝すれば初の五輪代表に決まる。「もう一回、12秒7台を出して優勝を決めて、気持ちよくパリに行きたい」と笑顔で話した。
福部は予選で全体トップとなる12秒85の大会新記録をマーク。準決勝ではさらにタイムを縮めた。日本選手権は2年前に初優勝を飾り、昨年は4位。2年ぶりの優勝とパリ切符が懸かる決勝は、30日午後5時50分に号砲が鳴る。