日本ハム・新庄監督「ミスしっぱなしじゃモヤモヤが取れない」前夜懲罰交代の二遊間、福田光と細川を八回から起用の理由説明

 6回、戦況を見つめる新庄監督(中央)=撮影・中島達哉

 「日本ハム1-7ソフトバンク」(29日、エスコンフィールド)

 日本ハムの新庄監督が、前夜、懲罰交代させた2人を6点ビハインドの八回の守備から起用。二塁に福田光、遊撃に細川を送り出した。試合後は「ミスしっぱなしじゃモヤモヤが取れない。一回守らせることで変わってくる」と起用の意図を説明した。

 前日は2人の連係ミスから2度併殺を取り切れず、計3失点。六回の守備から2人を懲罰的に交代させ「バッテリーが意図的に打たしているのに、あんな簡単なダブルプレーも取れないようじゃ勝てない」とコメントしていた。

 この日はあらためて「水野くんが怪我してそのチャンスをどう生かしてくれるかという期待を込めて。1個目のダブルプレーはまあいいとして、次にもっと思い切って取り返すんだという気持ちでやってほしかったところが、大事にいきすぎてトスも浮いてしまったところが、ちょっとさみしかった」と前日のプレーについて説明。試合前の練習では二遊間を守る選手全員で連係プレーを反復していた。

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