兵庫・尼崎の工場、男性従業員が倒れ意識不明 67歳、頭の骨を骨折 屋外の資材置き場

兵庫県警尼崎東署=尼崎市潮江5

 28日午前10時ごろ、兵庫県尼崎市扶桑町の「ベンカン機工」の工場で、同社従業員の男性(67)が倒れているのを隣接する会社の社員が見つけ、上司らを通じて119番した。男性は市内の病院に搬送されたが、頭の骨を折るなどし、意識不明の重体のもよう。

 県警尼崎東署によると、工場では高圧ガスの容器を製造しており、男性は屋外の資材置き場にある金属製の管を一人で建物内に搬入する作業をしていた。資材置き場で四つんばいのような体勢でうずくまっていたといい、同署が原因を調べている。

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