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「紅麹(べにこうじ)」を巡り、新たに76件、死亡との因果関係を調査していることが発覚した問題で、小林製薬は調査の進め方について、29日に厚労省に報告すると明らかにしました。
この問題は、小林製薬の「紅麹」の原料を使ったサプリメントとの関連が疑われる死者が、新たに76人いると小林製薬が27日になって初めて厚労省に報告したものです。
170人あったという死亡との関連を疑う遺族からの問い合わせもこれまで伝えておらず、厚労省は、今後の調査の進め方について報告するよう求めていました。
FNNの取材に対し、小林製薬は、「28日に厚労省から指示をいただきました件につきまして、対応を進めており、本日報告をする予定です」と回答しました。
また、報告を怠った経緯については明確な回答をせず、「調査を進めることで、さまざまな事情が明らかになってきたこと」などから、27日の報告に至ったと説明しました。