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◇第108回日本陸上競技選手権大会(29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)
陸上の日本選手権800メートル予選は、男女ともに高校生が全体トップとなりました。
先に行われた女子では、3組目でU18日本記録(2分3秒50)を持つ東大阪大敬愛高2年の久保凛選手が登場。
前日1500メートルでパリ五輪出場を決めた田中希実選手とのレースになりましたが、序盤から先頭に立ってレースを展開。ラストの直線では優勝経験者の卜部蘭選手らと3人で競り合いますが、久保選手は先頭は譲らず。2分3秒60と自身のU18日本記録に肉薄する好タイムで、予選全体1位で決勝へ進めました。
男子では1組目に登場した滋賀学園高3年の落合晃選手が圧巻の走り。終始先頭を駆け抜け、1分45秒82をマーク。こちらも予選全体トップで、自身の日本高校記録・U20日本記録の1分46秒54を大きく更新。予選から日本歴代3位の記録をたたき出しました。
2人は5月の静岡国際陸上でも高校生ながら優勝。男女ともに日本選手権で高校生が頂点に立つのか。決勝は30日に行われます。