京都府鈴木貴典前副知事 退任式 「民間の人たちと京都の発展を期待」とメッセージ

京都府の鈴木貴典前副知事が、3年の任期で国土交通省に帰ることになり、28日、退任式が行われました。京都府庁で行われた退任式には、京都府の職員や府議会議員らおよそ250人が集まりました。京都府の西脇知事からは「京都府では公共交通や観光の事業を担ってもらった。京都府での経験を思い出し、国交省でも一層の活躍を期待します」と言葉を送りました。これに対し鈴木前副知事は、「自然が近く、他の地域にない歴史と文化が人をひきつける京都府で、民間の人たちと一緒になって京都の発展を実現して欲しい」と最後のあいさつを行いました。この後、鈴木前副知事は、職員から花束を受け取ると、花道をゆっくり歩き、京都府庁を後にしました。鈴木前副知事の後任には、武田一寧副知事が充てられています。

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