朝倉未来、平本連に負けたら「俺は本当に引退します」 打撃で圧倒を確信「KO狙います。全然倒せる」

特別番組に出演した朝倉未来【写真:(C)AbemaTV,Inc.】

本番まで1か月、ABEMAの特別番組に出演

ABEMAは、7月28日にさいたまスーパーアリーナにて行われる『Yogibo presents 超RIZIN.3』を、「ABEMA PPV ONLINE LIVE(アベマ ペイパービューオンラインライブ)」にて全試合生中継する。それに伴い、特別番組『6/28 超RIZIN.3 超キケンな運命の決戦1ヶ月前SP』を、28日午後9時から独占無料放送した。

本番まで残り1か月となった28日、特別番組にはRIZINの榊原信行CEOと、“格闘好き”として知られるお笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳、日本格闘技界の盛り上げ隊長である元格闘家で解説者の大沢ケンジ氏、本大会の注目ファイターの1人であるYA-MAN選手が登場。さらに、本大会のメインカードとして平本蓮と対決する朝倉未来、鈴木千裕の代わりにボクシング界のレジェンドであるマニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦することが急きょ決定した安保瑠輝也も緊急出演した。

まず、最初に登場した未来は現在のコンディションについて、「(試合は)明日でもできますよ」と余裕の表情を見せ、体重についても「さっき計ったら72キロくらいだったんで、余裕です」と答えた。また、平本との対戦を受けた理由について、「僕も中途半端な状態で試合に臨んで良くない戦績を残していたので、世間の評価も下がっている状態だと思う。そんな中で平本は、楽な相手だけど盛り上がるから準備運動がてらには美味しいなって」と語り、「全然打撃でKO狙ってます、打撃で負けると思ってない。キックボクシングだと変わると思うけど、タックルありきだったら選択肢増えるでしょ? ぼくはあいつのタックルなんて気をつけていない、全然倒せると思ってる」と自信満々だ。

そして、現在のモチベーションについて、「上がってますよ、もちろん。ぜったい負けられないし、死んでも負けたくない」とコメント。気になる“引退発言”についても、「今は毎日自分が強くなってる実感があるから、ベルトも欲しいと思ってるけど、平本に負けたら最後じゃないですか? あいつは引退しないと思うけど、重みが違います。俺は本当に引退します」と改めて宣言した。

続いて、番組内では安保がZOOM出演し、急きょ決定したパッキャオ戦への想いを明かしました。「本当にワクワクしてます。鈴木選手の代打として試合に出させてもらいますが、鈴木選手の試合への気持ちも強いと思うけど、世界のスーパースター・パッキャオ選手に全力でぶつかって俺は倒しに行きます」とコメント。また、現在のコンディションについて、安保は「6月のスダリオ選手との試合でケガもあったけど治ってきたタイミング。この前UFCのショーン選手とボクシングのスパ―リングもして、必要以上に休んでないのでコンディションはすごくいいです」と答えていた。

パッキャオについて、安保は「フィリピンの英雄であり世界のスター。本当に強い、いろんな要素の強さがある。ボクサーってメイウェザーがぞうですけど、ディフェンス重視にしてもらわずに自分が当てて勝つタイプが多いけど、パッキャオ選手は自分から仕掛けてくる」と、パッキャオの強さを認めつつも、「とにかくこれをものにしたい、絶対勝つつもりでいます。パッキャオ選手、僕は(パワーが)落ちてると思ってない。だから勝てるとかではなくて、僕はメイウェザー相手でも倒されない自信がある。師匠と培ってきたボクシングを証明したいと思います」と、あくまでも勝利にこだわる姿勢を明らかにした。

そんな安保に対し、榊原SEOは、「6月のスダリオ戦は体重差のある試合で、(安保選手も)だいぶダメージがあった。でも、次の日に足を引きずりながらの状態で『今回はありがとうございました』って会いに来てくれた。そういう気持ちもうれしいけど、そのときに『僕とパッキャオどうですかね?』って。このメンタルはある意味僕らからすると頼もしい」と明かした。ENCOUNT編集部

© 株式会社Creative2