VW ゴルフR 改良新型に「ブラックエディション」を設定…Rパフォーマンスパッケージ 標準装備

フォルクスワーゲン・ゴルフR改良新型の「ブラックエディション」

フォルクスワーゲンは6月26日、改良新型『ゴルフR』に、欧州で「ブラックエディション」を設定すると発表した。

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ゴルフRブラックエディションは、洗練されたダークな外観が特徴だ。ダークなVWエンブレムとRロゴ、黒いRブレーキキャリパーにダークなRロゴ、黒い19インチ「エストリル」ホイール、黒いテールパイプトリムが装備されている。また、ダーク仕上げのLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」も標準装備した。

さらに、他のモデルではオプションとなる「Rパフォーマンスパッケージ」が標準装備となる。車の動力性能を引き上げるためのパッケージだ。

Rパフォーマンスパッケージは、モータースポーツファン向けに「ドリフト」と「スペシャル」の2つの走行モードを追加する。スペシャルモードは、ニュルブルクリンク北コースの条件に特化して調整されている。さらに、大型ルーフスポイラーによってダウンフォースが増加し、空気の流れが最適化される。このパッケージには、GPSラップタイマーとGメーターも含まれており、デジタルコックピットプロに表示される。

2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの最大出力を333psに強化した。7速DSGと4MOTION全輪駆動システムを通じてパワーを伝達する。Rパフォーマンストルクベクタリングにより、後輪への駆動力を個別に配分し、コーナリング時の安定性と機敏性を向上させる。最大トルクは420Nmだ。

通常モデルの最高速は250km/h。一方、Rパフォーマンスパッケージが標準のブラックエディションでは、最高速は270km/hに到達する。

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