パレスチナで医療支援の札幌の医師ら帰国「街が沈んでいる」市街地でも衝突続く現地の様子を報告

激しい戦闘が続くパレスチナで医療支援などを行った札幌の医師らが帰国し報告会を開きました。日に日に悪化する現地の惨状を語りました。

「北海道パレスチナ医療奉仕団」の猫塚義夫医師ら4人は今月8日から15日にかけヨルダン川西岸地区を訪れ難民キャンプでの診療のほかバレーボールや折り紙で子どもの心のケアにあたりました。

現地では市街地でもイスラエル人とパレスチナ人が衝突するなど緊迫した状態が続いてて子どもたちは常に命の危機にさらされています。

猫塚義夫医師

「パレスチナの街が沈んでいると感じました。家から出たがらない学校にも行きたがらない子どもが増えている。それほど抑圧されている」

「北海道パレスチナ医療奉仕団」は10月以降に、再度ヨルダン川西岸地区を訪れ支援活動を行う計画です。

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