倉敷の飲食店で食中毒症状 11人が下痢や腹痛 全員快方へ

倉敷市役所

 倉敷市は29日、同市鶴形の飲食店「よこ田」で食事をした11人が、下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表した。入院患者はおらず、全員が快方に向かっているという。

 市保健所によると11人は同市などの40~60代の女性グループで、26日夜にヒラメやシマアジの刺し身を食べた。共通する食事が他になく、6人の便から寄生虫「クドア・セプテンプンクタータ」が検出されたことから、同店での食中毒と断定した。

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