「“おんぶに抱っこ”じゃないけど...」元日本代表DFがショルツ離脱による浦和への“効果”に期待「日本人のCBが育っていかないと」

元日本代表DFの名良橋晃氏が6月28日、自身のYouTubeチャンネル「名良橋さんの大悟味ちゃんねる」に最新コンテンツを投稿。浦和レッズの“主力流出”について語った。

【動画】名良橋晃がレッズの主力退団を語る!
浦和では、6月に入り、DFアレクサンダー・ショルツとDF酒井宏樹が海外クラブへの移籍のためにチームを離れ、MF岩尾憲はJ2の徳島ヴォルティスに完全移籍した。シーズン中に立て続けに主力選手がクラブを去っていく現状に、名良橋氏は驚きを隠せない。

一方で、「軸の軸だった」と評価したショルツの離脱によって、チームが成長する可能性があると主張する。浦和では、昨季からショルツとマリウス・ホイブラーテンがセンターバックを務めるケースが多く、日本人CBの出番は少なかった。その状況は必ずしも望ましくはないと考えているようだ。

「外国人の助っ人というか、日本人のセンターバックが育っていかないと、チーム的には成長し切れない面が多少あると思うのですよ。“おんぶに抱っこ”じゃないですけど、日本人のセンターバックの中心を作らないと、僕はいけないと思うんですよ。日本サッカー界というか、レッズの未来に期待する意味で、日本人のセンターバックで、主力級を育てていかないと、いけないのではないかな」

そして、「そういう意味では、(ともに今季から新加入の)センターバックに佐藤(瑶大)選手とか、井上(黎生人)選手とかいるじゃないですか。だから、日本人のセンターバックがレギュラーを取っていかないと、レッズの未来はないのかなって、勝手な意見です」と私見を述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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