もちもち食感の小麦「もち姫」収穫体験 県内で開発品種の生産・消費拡大へ<岩手・紫波町>

岩手県内で開発され、加工するともちもちとした食感が楽しめる小麦「もち姫」の収穫体験会が6月29日、紫波町で開かれました。

このイベントは、JAいわて中央や盛岡市のパン製造会社・白石食品工業などが小麦「もち姫」の生産や消費拡大を目指し、6年前から開いています。
「もち姫」は県内で開発された品種で、紫波町は栽培面積、生産量ともに全国トップを誇っています。
29日は親子8組が参加し、2023年の秋に種をまいて黄金色に実った「もち姫」を一生懸命に刈り取って、昔ながらの脱穀にもチャレンジしました。

参加した親子
「(小麦は)最初は小さかったのに、こんなに大きくなってすごい」
「一連の流れが(体験)できて、すごく良い経験になった」

収穫の後、子供たちは「もち姫」を使ったフレンチトーストなどをおいしそうに味わっていました。
来シーズンの体験はインターネットで7月末まで受け付けています。

© 岩手めんこいテレビ