WTTコンテンダーチュニス2024＜6月25～30日／チュニジア＞
6月29日、女子シングルス準々決勝で張本美和（16=木下グループ／世界ランク7位）がシェルベリ（24=スウェーデン／同66位）をゲームカウント3-1で下し、準決勝に進出した。
パリ五輪の団体戦代表の張本に対し、3種目に出場するシェルベリ。1か月後に迫る決戦を前に、ここで相まみえた。
シェルベリ Photo:World Table Tennis
まず張本はストップ、ツッツキからチャンスを作り、両ハンドドライブで攻め立て11-6で先制する。
第2ゲームはシェルベリに一瞬リードを奪われるが、張本は回転を読ませないサーブと巧みなレシーブで打開し、11-8でここも取る。
3ゲーム目は、シェルベリが切れた下回転のボールを多く繰り出し、張本は対処が間に合わないまま8-11で落とす。
だが次は張本が常に押し込む展開を作り、打たれてもカウンターを合わせる。最後はフォアドライブをクロスに突き刺し、11-4として勝利した。
続く準決勝では、横井咲桜（ミキハウス）とチュ・チョンヒ（韓国）の勝者と対戦する。
張本美和 PHOTO：World Table Tennis＜WTTコンテンダーチュニス 女子シングルス準々決勝＞
張本美和 3-1 シェルベリ（スウェーデン）
11-6/11-8/8-11/11-4
