茶道で国際交流を 60人以上の児童が参加 大和市

互いに抹茶をもてなした

緑野小学校と厚木基地内のシャーリーランハム小学校の児童ら55人が6月28日、中央林間の茶室「慈緑庵」で両校合同による茶道体験を行った。

この取り組みは、市内の茶道会「大和みどり会」(岩本宗翠会長)が国際交流などを目的に16年ほど前から行っているもので、当日は古谷田力市長も訪れ、児童らの様子を見守った。

両校の児童らは茶室を見学し作法を学んだ後、ていねいに点てた抹茶を互いにもてなした。その後は交流の場として、英語で書かれたメッセージカードの交換なども行われた。

茶道体験を企画した同会の岩本会長は「言語や文化が違う子どもたちが茶道を通して交流し、楽しんでくれたことがうれしい」と話していた。

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