小学生が正しい自転車乗り方競う 岡山県大会 倉敷・味野小が団体V

自転車の正しい乗り方の実技に挑む児童

 岡山県内の小学生が正しい自転車の乗り方や知識を競う「第57回交通安全子供自転車県大会」(県交通安全協会、県警主催)が29日、岡山市北区北長瀬表町の岡山ドームであり、団体の部は倉敷市立味野小、個人の部は新庄村立新庄小6年藤井康輝さんが優勝した。

 県内16校の児童約60人が出場し、4人一組のチームによる団体戦と個人戦を実施。交通ルールにまつわる筆記試験の後、横断歩道や踏切、駐車車両があるコースを走る実技テストに挑んだ。児童らは声を出しながら左右と後方を確認し、手信号を使って慎重に交差点を曲がっていた。

 味野小は8月7日に東京で開かれる全国大会に県代表として出場する。

 他の上位は次の通り。(敬称略、数字は学年)

 【団体】準優勝 大原(美作市)▽3位 新庄(新庄村)▽優秀賞 大元(岡山市)新砥(新見市)

 【個人】準優勝 正田瑠璃子(味野6)▽3位 星尾啓太(大元6)▽優秀賞 上田芹花(新庄6)田口姫愛(味野6)酒井愛佳(新庄6)沢坂桃杏(大原6)田村柚稀(大元6)春名一花(大原6)朝賀芽生(味野6)

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