今にも倒れそうな「タワーバーガー」から定番「持ち上げナポリタン」まで 見て触って撮って!遊び心あふれる食品サンプル企画展 鳥取県倉吉市

今にも倒れそうな「タワーバーガー」と記念撮影用のバーガーを手にする子ども=倉吉市鍛冶町1丁目、円形劇場くらよしフィギュアミュージアム

 遊び心あふれる食品サンプルを集めた企画展が22日、倉吉市鍛冶町1丁目の円形劇場くらよしフィギュアミュージアムで始まった。今にも倒れそうな「タワーバーガー」などの作品約60点と、来場者がかぶれる帽子型のスイカなどグッズ約20点が並び、見て触って撮って楽しめる。10月20日まで。

 食品サンプル製造会社・いわさき(大阪市)から社内コンテストの作品などを借りた。食品サンプルの定番「持ち上げナポリタン」の超大盛り、超大盛りの海鮮丼ならぬ「海鮮どーんッ!」などが並ぶ。食品サンプルで作った鉄道ジオラマも目を引く。

 食品サンプルの進化を示す展示も興味深い。昭和50年代(1975~84年)以降はロウに代わって塩化ビニールで作られるようになり、耐久性が向上し、質感も上がったという。みそ汁も今の品は微妙なにごりを表すなど本物そっくりだ。

 午前9時~午後5時(7~9月は午後6時まで)。期間中無休。入場料は高校生・一般1200円、小中学生600円。会期中の10日間は持ち上げナポリタンなどの制作体験もできる(有料、要予約)。問い合わせは同館、電話0858(27)1200。

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