「年を取ると日本にしか行きたくなくなる」、投稿に共感続々―台湾メディア

台湾のネット掲示板で、年を取るほど日本にしか行きたくなくなる理由が投稿され、反響を呼んだ。

台湾のネット掲示板で、年を取るほど日本にしか行きたくなくなる理由が投稿され、反響を呼んだ。台湾版Yahoo!「YAHOO!奇摩」の編集部が27日付で伝えた。

記事によると、台湾のネット掲示板PTTでこのほど、あるネットユーザーが「年を取ってからは日本にばかり旅行に行っているが、これって正常なことなのだろうか」と問い掛けた。同ユーザーは、若い頃は米国や南アフリカなどいろいろな国を旅行し、新婚旅行はイタリアに行った。日本以外のアジアの国にも多く訪れたという。

しかし、年を重ねるにつれてほとんど日本にしか行きたいと思うことはなくなり、今年はすでに2度、日本を訪れた。それでも興味は衰えず、また日本旅行を計画しているという。

同ユーザーは自分が日本旅行を好むようになった理由について、「日本の交通が便利で、食べ物がおいしく、円安が続いていること」を挙げたほか、「(店での)清算も自動支払機が普及しており、個人旅行で訪れる人にはとても便利。日本語を少しかじったことがあるためコミュニケーションも苦労しない」と説明した。

これについて他のユーザーからは「本当にそうだ。この前大阪に行ったが、個人旅行で遊びに来ていた年長者も多かった」「それは正常なことだよ。私もそうだもの」「私の周りの友達もみんな同じだ」「アメリカ、日本、韓国、香港、タイ、カンボジアに行ったけど、今行きたいと思うのは日本だけだな」などの声が上がった。

また、「日本でぶらぶらするだけでリラックスできる」「日本は比較的近いから疲れない。費用も安くて(心身を)充電できる」「年を取るといちいち下調べするのが面倒になるから、ふらっと日本に行って買い物したりおいしい物を食べたりするんだ」「円安だしね」「飛行機に乗っている時間が短くて済むのがポイント」「食習慣が近いのがいい」「(年を取ると)ますます面倒くさがりで、のんびり屋になるからね。お金で時間と快適さを買いたくなるんだ」などのコメントも寄せられたという。(翻訳・編集/北田)

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