ねこのなかには、水の入った器に前足を入れ、丁寧にすくって飲む子がいます。その理由は器の大きさなど、さまざまあるようですが、直接口をつけたほうが飲みやすそうです。X（ツイッター）で話題になったのは、前足派の上品なねこが飲みやすい方法に気づいた瞬間をとらえた映像です。飼い主の吉田輝和（@yoshidaterukazu）さんに詳しいお話を伺いました。
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水を飲むのが不得意なねこ どうしたらうまく飲めるかに気づいた瞬間に反響
「手を使わないほうが飲みやすいことに気づいたねこ」
そんなひと言が添えられた動画には、ガラスのボウルに入った水を飲もうとするねこが映っています。最初は前足で水を触って、そこについた水分を舐めていました。
しかし、何かに気づいたように水面に顔を近づけるねこ。そして、前足を使うことをやめ、口を水につけて飲む体勢に変化しました。水をぺろぺろと飲むスピードは、どんどん速くなっていきます。
この様子がXで公開されると、5.5万件もの“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「気づいた瞬間の『おっ、楽じゃん』って感じがかわいい」「てか、こうやっておててで飲む仕草ってイッヌやらないよねー ぬこ様らしくて好きなんだけどw」などの声が寄せられています。
また「大きな一歩w」「ぺろぺろの速度が上がる瞬間がたまらないです！」「かわいい 気づいてからのスピード感」と、気づいた瞬間に速く飲めるようになっていることに注目する声もありました。
実はこの大発見、初めてではなかった！
話題の動画に映っているのは、7歳の女の子「ひじき」ちゃんです。飼い主の吉田さんのおうちには、ひじきちゃんのほかに「豆苗」ちゃんと「水菜」ちゃんが一緒に暮らしています。3匹のおいしそうな名前は、吉田さんの好きな食べ物が由来です。
豆苗ちゃんは水を飲むのが得意ですが、水菜ちゃんとひじきちゃんはちょっぴり苦手。水を飲む際に容器をひっくり返したことが何度もあるそうです。そんな2匹のために、吉田さんは安定感があるボウルを用意しました。
実は、ひじきちゃんは2年前も同様に、前足を使わないほうが水を飲みやすいと気づいていたとのこと。この2年間はずっと手を使って飲んでいたのでしょうか。
「使ったり、使わなかったりでした。気づいたことをすぐ忘れているみたいです」
前足を使わない方法を、何度も再発見しているようですね。同じような仕草をするねこもいるとリプライにありましたが、温度や触感を確かめているなど、何か理由があるかもしれません。
そんな慎重な仕草がかわいいひじきちゃん。これからさらに暑い夏がやってくるので、たくさん水分を取って元気に過ごしてほしいですね。
