日本が豪州に惜敗、U18女子アジアカップ決勝進出ならず…リバウンドで37本の差

6月29日に中国の深センで「FIBA U18 女子アジアカップ2024」準決勝が行われ、U18女子日本代表がオーストラリア代表と対戦した。

日本は曽根妃芽香(拓殖大学)、田中こころ(ENEOSサンフラワーズ)、東小姫、谷口憂花(ともに白鷗大学)、松本莉緒奈(関西外国語大学)が先発に名を連ねた。

1点ビハインドで迎えた第1クォーター開始2分2秒から谷口、松本が連続で3ポイントシュートを沈めたが、その後に0-13のランを献上。堀内桜花(シャンソン化粧品シャンソンVマジック)のフリースロー、田中の長距離砲で詰め寄ったが、12-19と7点のビハインドを背負った。

続く第2クォーターは堀内と鈴木花音(筑波大)の2人がオフェンスをけん引。残り4分11秒に試合をひっくり返すと、32-30と2点リードでハーフタイムを迎えた。

後半も一進一退の展開が続き、試合終了残り4分8秒に田中の3ポイントで59-58。しかし、直後に入れ返されると、同3分5秒に2ポイントを決められた。相手のフリースローミスがあったものの、東、谷口の3ポイントは失敗。同1分15秒に2点差まで詰め寄ったが、63-68で逃げきられた。

日本は堀内がチーム最多18得点を挙げたほか、田中が12得点、鈴木が10得点をマーク。28個のターンオーバーを誘発したが、チーム全体のリバウンド数で日本の28本に対して65本と37本の差をつけられる結果になった。30日に行われる3位決定戦では韓国代表と対戦する。

■「FIBA U18 女子アジアカップ2024」準決勝 試合結果
日本 68-63 オーストラリア
JPN|12|20|18|13|=63
AUS|19|11|17|21|=68

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