奥州市のいさわのまつり実行委員会（千田淳一会長）主催の２０２４年度「いさわ水の郷さくらまつりフォトコンテスト」の入賞作品４点が決まった。２６点の応募があり、最優秀賞には同市の及川文夫さん（８５）の「水仙と桜の景観」が輝いた。
同コンテストは、国道３９７号の桜の名所「桜の回廊」の素晴らしさを感じてもらおうと２２年度に「いさわ桜の回廊ふぉとコンテスト」として始まった。２３年度以降は現名称に変更し、桜の回廊に限定せず、作品を募っている。
募集したのは、４月の開花から５月６日までに撮影された作品で、同市や一関市、花巻市などの１１人から２６点が寄せられた。審査の結果、最優秀賞（同実行委会長賞）１点、優秀賞（奥州市観光物産協会胆沢支所長賞）１点、入選（胆沢まるごと案内所賞）２点が決定した。
最優秀賞の作品は、国道３９７号沿いに咲くスイセンと桜などを捉えた。及川さんは「スイセンと桜に国道を走る複数の車を狙って撮影し、国道と分かる写真にした。最優秀賞に選ばれてうれしい」と語った。
