WTTコンテンダーチュニス2024<6月25~30日/チュニジア>
6月29日、混合ダブルス決勝で張本智和(21=智和企画)/早田ひな(23=日本生命)が、カールソン(32)/シェルベリ(24=スウェーデン)をゲームカウント3-2で破り、3大会連続のWTT優勝を果たした。
パリ五輪第2シード獲得へ、一つも負けられない世界ランク3位の"はりひな"ペア。同9位のスウェーデンペアを倒してランキングポイントを積み上げたい一戦だ。
カールソン/シェルベリ Photo:World Table Tennis
第1ゲームから8-8まで競るが、ここでカールソンの球を早田が返せず8-11で先制を許す。
世界卓球2021男子ダブルス金のカールソン率いるペアに、次も2-6とビハインド。だがサーブレシーブで優位に立ち大逆転したはりひなが13-11で取り返す。
3ゲーム目も接戦となるも、終盤に相手のフォア側いっぱいを突き得点したはりひなが12-10で奪取する。
第4ゲームはスウェーデンペアの強打を浴びて6-11で落とすが、5ゲーム目は張本が決定打を次々と放って抜け出し、11-7で奪って優勝を果たした。
これで、世界2位のイム・ジョンフン/シン・ユビン(韓国)との差をさらに縮めたはりひな。
五輪前最後の国際大会、WTTスターコンテンダーバンコクに逆転の希望をつないだ。
<WTTコンテンダーチュニス 混合ダブルス決勝>
張本智和/早田ひな 3-2 カールソン/シェルベリ(スウェーデン)
8-11/13-11/12-10/6-11/11-7