元福岡高野球部監督の髙田樹さん(31)=小矢部市西福町=は29日、市埴生運動広場で行われた少年野球チーム「小矢部JBC」の練習に参加し、児童にコミュニケーションの大切さなどを伝えた。
小矢部JBCは石動、大谷、蟹谷の3小学校の児童で構成されている。
髙田さんは内外野で声を掛け合えば、チームに良い流れを持ってくることができると児童にアドバイスした。「誰か1人がエラーをしても最終的にアウトを取ればいい。あきらめずに自分ができることを考えてほしい」と呼び掛け、ノックをしたり、試合形式の練習で児童に交じって守備についたりした。
●運動の魅力伝える
髙田さんは今年から幼稚園や老人ホームで運動の魅力を伝える活動を始めており「子どもの頑張りを後押しし、幅広い年代に楽しさを共有したい」と話した。