日本、終わらぬ衝撃の50秒ラリーに会場熱狂! 最後は石川祐希で決着「男子で見たことない」解説者も仰天【ネーションズリーグ】

スロベニアに勝利した日本代表【写真:VNL提供】

ネーションズリーグ

バレーボールのネーションズリーグ(NL)は29日(日本時間30日)、ポーランド・ウッジで準決勝が行われ、世界ランク2位の日本代表が同3位のスロベニアをセットカウント3-0(25-21、27-25、31-29)で完勝。史上初の決勝進出を決め、銅メダルを獲得した昨年から2年連続のメダルを確定させた。第2セットには実に50秒に及ぶ超ロングラリーが展開され、最後は主将・石川祐希が得点するスーパープレーが炸裂。ポーランドの会場を騒然とさせた。

いったい、いつまで続くのか。衝撃のラリーは第2セット、日本が22-23で追う場面。スロベニアのサーブから日本のアタックをスロベニアが拾うと、驚きの展開になった。相手のアタックをリベロの山本智大、石川らが次々にコートに飛び込んで拾っていく。負けじとスロベニアも粘る。ボールが5回、10回とネットを越えても一向に決まらない。時間を追うごとに会場は大歓声。しかし、最後は石川が強烈なスパイクを決め、長い長いラリーを完結させた。

決着までに要した時間は、実に50秒。中継したBS-TBSで解説を務めた元日本代表の福澤達哉氏が「男子でこんなに長いラリーは見たことない」と驚いたほど。海外メディアも「50秒間のメガラリー!」と速報するなど、驚きが広がっている。ここから日本は逆転で第2セットをモノにしただけに、チームにとっても大きかった1ポイント。決して諦めない、粘りのバレーを象徴するプレーで大会史上初となるファイナルに日本が駒を進めた。

THE ANSWER編集部

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