それ『育犬ノイローゼ』かも?愛犬のしつけで悩んだ時に考えたい2つのことと知っておくべき手段

愛犬のしつけで悩んだ時に考えたいこと

犬と暮らしていると、小さな悩みも大きな問題も起こるものですよね。

トイレトレーニングが上手くいかず、粗相ばかりされたり、お散歩中に他人や他犬にギャンギャン吠えてしまったり、夜鳴きで睡眠不足になり、肉体的にも精神的にも追い込まれそうなことなど、犬やご家庭の状況によってさまざまあるかと思います。

つまり、「育犬ノイローゼ」になってしまう可能性は、全ての飼い主にあるのです。愛犬との暮らしが理想として描いていたものとは違ってしまった時に、ノイローゼになりやすいです。

  • 些細なことでイライラする
  • 愛犬を怒鳴ったり叩いたりしてしまう
  • 無気力になる
  • 食欲が低下する
  • 暴飲暴食してしまう
  • 家に帰りたくない気分になる
  • 愛犬を手離すことを考えてしまう

これらの症状がある場合、育犬ノイローゼになっているかもしれません。

そこで今回は、飼い主が(もしかして…私、育犬ノイローゼなのかも…)と感じた時や愛犬のしつけで悩んだ時に考えたいことを解説します。また、育犬ノイローゼになってしまった時、しつけで悩んだ時の手段もご紹介しますね。

1.誰かに話すこと

愛犬のしつけで悩んだ時には、誰かに話す、ということを考えてみてください。

身近に愛犬の話をできる人がいない時は、SNSを使っても構いません。犬の飼い主であれば、同じように犬のしつけで悩んだことがあります。情報を共有してもらいましょう。

すぐには解決されないかもしれませんが、話を聞いてもらうだけでも心は軽くなります。育犬ノイローゼにならないための対策として考えてみてください。

2.叱ることをやめること

愛犬のしつけで悩んだ時には、叱ることをやめる、ということを考えてみてください。

しつけの悩みで多いのが、お散歩中に他人や他犬に吠えてしまう、ということです。お散歩に連れて行くことが億劫になってしまいますよね。

リードを強く引っ張ったり、叱ったり、人や犬を避けるなど対応していませんか?どの対応も犬が他人や他犬に吠えることをやめさせることができない対応です。

吠えてしまった相手に対して、明るく笑顔で「すみません」「ごめんなさい」と言ってみてください。愛犬の目の前にしゃがみ、優しく「ダメだよ」「いけないよ」と言ってみてください。これを毎日続けてみてください。

犬が、吠えなくてもいいんだ、警戒しなくてもいいんだ、危険な相手ではないんだ、ということを学習することができ、他人や他犬に吠えることはなくなるはずです。

犬は飼い主を見て学びます。飼い主が相手に対してどのように対応しているかを見ています。そこから“自分はどのように対応したらいいのか”を考え、判断し、行動するのです。

叱るのではなく、優しく声かけをするようにしてみてください。

しつけで悩んだ時に知っておくべき手段

しつけで悩んだ時に知っておくべき手段としては、「ドッグトレーナーを頼る」ということが最終手段だと思います。

愛犬を一定の期間ドッグトレーナーに預けてしつけてもらったり、ドッグトレーナーに自宅に来てしつけてもらうこともできますし、しつけ教室に一緒に通うという選択肢も。

しつけの悩みで追い詰められてしまっている時は、犬を一定の期間ドッグトレーナーに預けてしつけてもらうとよいと思います。その期間、飼い主は肉体的・精神的な疲れを癒すことができ、良い気持ちで愛犬の帰りを待つことができます。

ドッグトレーナーに自宅に来てしつけてもらう場合、犬の問題点だけではなく、飼い主の問題点まで指摘してもらうことができます。自分自身にある問題も解決しておくことで、今度の愛犬との生活が豊かになると思います。

(あともう少しなんだけどなぁ…)という時は、しつけ教室もおすすめです。動物病院やペットショップなどで行われています。他の犬や飼い主と一緒に学ぶことができるので、楽しくしつけができると思います。

まとめ

愛犬のしつけで悩んだ時に考えたいことを2つ解説しました。

  • 誰かに話すこと
  • 叱ることをやめること

あなたには、次のようなことが当てはまるのではないでしょうか。

もしご自身が「しつけの知識がない」「犬を初めて飼う」「完璧主義」「変化に敏感」「犬好き」のいずれかが該当しているとしたら、育犬ノイローゼになりやすいタイプです。

愛犬が言うことを聞かないから…と、しつけを先延ばしにしていると、愛犬の命にも関わる問題が起きてしまうことがあります。

愛犬のしつけで悩んだ時は、ぜひプロに頼ることも考えてみてくださいね。

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