開催国ドイツがデンマークに2ー0快勝で8強入り! VARで明暗、雷雨で一時中断のハプニングも【EURO】

現地6月29日に開催されたEURO2024のラウンド16で、開催国のドイツがデンマークと対戦した。

ドイツは開始4分、CKから出場停止のターに代わって先発したCBシュローターベックがヘッドでネットを揺らすも、VARチェックでファウルがあったとして、ゴールは認められない。

その後も攻め込み、10分には裏抜けしたCFハバーツがボレーで狙うも、敵GKシュマイケルにセーブされる。

24分には、デンマークのパスワークからピンチを招くも、メーレのシュートは枠を外れる。

その後、激しい雷雨とひょうのため、35分あたりから試合が中断。両軍の選手が一度、ドレッシングルームに戻り、約25分後に再開した。

直後の37分には、左SBのラウムのクロスにハバーツがヘッドで合わせるも、シュマイケルに阻まれる。

前半終了間際にはカウンターから決定機を作れるも、ホイルンドのシュートは前に出たGKノイアーが身体で防ぐ。

後半立ち上がりの48分、セットプレーから敵DFアンデルセンのシュートで失点したかと思われたが、VARチェックでオフサイドがあり、救われる。

その直後には、VAR介入→オンフィールドレビューの末に、アンデルセンのハンドでPKを獲得。これをハバーツが左隅に決めて、53分にドイツが先制する。

59分には、見事なトラップで抜け出したハバーツがGKと1対1となるも、シュートはゴール右に外れる。

さらに68分、シュローターベックのロングフィードに反応して抜け出したムシアラが、GKとの1対1を制して、追加点を奪う。

【動画】ドリブルで持ち込んだムシアラが追加点
その後も主導権を渡さなかったドイツがこのまま2-0で勝利。7月5日の準々決勝では、スペイン対ジョージアの勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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