男子バレー日本でまさかの攻撃「一瞬、誰が打ったのかと…」 52年ぶり快挙の裏で元代表戦士が仰天【ネーションズリーグ】

主要国際大会52年ぶりの決勝進出を果たした男子日本代表【写真:VNL提供】

ネーションズリーグ

バレーボールのネーションズリーグ(NL)は29日(日本時間30日)、ポーランド・ウッジで準決勝が行われ、世界ランク2位の日本代表が同3位のスロベニアをセットカウント3-0(25-21、27-25、31-29)で完勝。史上初の決勝進出を決め、銅メダルを獲得した昨年から2年連続のメダルを確定させた。第3セットでバックアタックを打ちに行った意外な選手に、元日本代表の福澤達哉氏も驚きの声を上げた。

2セット連取で迎えた第3セット、1-1の場面だった。相手のスパイクを拾った日本は大塚達宣がトスアップ。これに反応したのは身長202センチのミドルブロッカー小野寺太志だ。バックアタックを打ち込み、相手の守備が乱れてフォアヒット(4回以上ボールに触れる反則)に。日本が得点を重ねた。

中継したBS-TBSの実況席からも「小野寺だあ!」と驚きの声が上がり、解説を務めた元日本代表の福澤達哉氏も「全員が自分が点数を取りに行くよという気持ちが出ていますからね」「一瞬、大塚があげたので、誰が打ったのかなと思いましたけど」と仰天していた。

小野寺はこの試合で9得点。勝利に貢献した。日本はネーションズリーグでは初の決勝進出。主要国際大会では金メダルを獲得したミュンヘン五輪以来52年ぶりの快挙となった。30日(日本時間7月1日)の決勝では同5位のフランスと対戦する。

THE ANSWER編集部

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