【陸上】成長止まらぬ16歳!久保凛が800m全体トップで決勝へ「今のところ100点かな」 日本選手権初出場で「優勝目指す」

【画像】2年連続のインターハイを決めて笑顔の久保凛選手

◇第108回日本陸上競技選手権大会(29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

女子800メートル予選に出場した久保凛選手(東大阪大敬愛2年)が29日、2分3秒60のタイムで全体トップで予選突破。初めての日本選手権で決勝へ進み、「しっかり体が動いてるので今のところ100点かな」と笑顔をみせました。

予選は、田中希実選手(New Balance)と同組。「最初から自分のリズムで先頭を引っ張ってっていうレースをしようと考えていた」とスタートから飛び出す展開。ラストの直線では田中選手と優勝経験もある卜部蘭選手(積水化学)とのスパート合戦となりましたが、「自分の思い通りのレースができた」とし烈なデッドヒートを制し、自身が持つU18の日本記録2分3秒50に迫る好タイムでフィニッシュしました。

「もう少し余裕があった部分があるので、明日の決勝は予選よりいいタイムで終われるようにしたい」と30日の決勝を見据える久保選手。今季日本グランプリシリーズ3連勝と成長止まらぬ16歳は、「順位は優勝目指してタイムも高校記録(2分2秒57)だったり、パリの参加標準記録(1分59秒30)を突破できるように全力で頑張りたい」と力を込めました。

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